
トラリピという自動売買の注文方法があります。
トラリピの仕組みは意外に単純です。
ここではトラリピの仕組み、メリット・デメリット、FX会社について解説します。
この記事でわかること
トラリピはイフダン注文の繰り返し?
トラリピはトラップアンドリピートの略称です。
トラップ=罠、仕掛け
リピート=繰り返す
トラリピはその名のとおり、注文を仕掛けて繰り返す手法です。
そしてトラリピを理解するうえで欠かせない注文方法が、イフダン注文です。
イフダン注文とは?
トラリピの仕組みで重要なイフダン注文とは、指値と逆指値を同時に注文する方法です。
例)1ドル100円のとき
- 相場を上昇と予想
99円で買い(指値)
101円で決済(逆指値) - 相場を下降と予想
101円で売り(指値)
99円で決済(逆指値)
指値注文と逆指値注文を同時に行うことをイフダン注文といいます。
トラリピの仕組みは、イフダン注文をリピート(繰り返す)していく手法です。
トラリピのメリットとは?
トラリピのメリットについて解説します。
初心者でもわかりやすい
トラリピの仕組みは、初心者にもわかりやすいのがメリットです。
トラリピは難しいテクニカル分析を重要視する必要はありません。
トラリピの取り引きでは、
- イフダン注文の仕組みを覚える
- 変動幅を予測する
が必要最低限の知識になります。
ただし、変動幅を予測するのもチャートの見方や相場の見極め方くらいは知っておく必要があります。
トラリピは、FX初心者でも比較的わかりやすい注文方法です。
24時間自動売買できる
トラリピでは、設定してしまえば24時間自動売買できるのがメリットです。
FXは専業トレーダーでない限りは、24時間動く為替市場を十分監視する時間はありません。
トラリピは自動売買機能です。
忙しい毎日を送る初心者トレーダーの方には嬉しいシステムです。
トラリピのデメリットとは?
トラリピのデメリットについて解説します。
トレンド相場が苦手?
トラリピは、含み損を抱えやすいのがデメリットです。
ある一定の値幅による値動きで売買しますが、トレンドが発生してしまうと損益となります。
たとえば、
- 99円で買い設定
- 101円で売り設定
このような条件にしたら、99円を下回ってしまったら失敗です。
トラリピはレンジ相場には有効です。
しかし、上昇が続くもしくは下降が続くようなトレンド相場には不向きです。
トラリピはマネースクエアで使える
トラリピは、マネースクエアというFX会社でのみ自動売買できます。
マネースクエア社が特許を取得している自動売買手法です。
他のFX会社では扱うことができません。
トラリピは、パソコンやスマートフォンアプリでも使いやすいシステムと高評価です。
- 難しいテクニカル分析はしたくない!
- 24時間の売買チャンスを逃したくない!